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設計者と生産現場を
つなぐパイプとして

モビリティ&サービス技術部
2022年入社 R.O.

大きな機械を動かす仕事がしたい

工業系の大学で学んだ機械工学の知識や技術を生かし、大きな機械に携わる仕事がしたいと考えて就職活動をしていました。生産技術を志望した理由は、鉄道会社で働いていた経験のある大学の教授から、「生産技術は設計や組立て、部品加工、改善提案など色々な工程に関われる」と聞いたことがあり、飽きのこない仕事内容に魅力を感じたからです。エムケー精工のことは、大学の就職活動サイトを通じて初めて知りました。大学の先輩が働いていると知り、興味が湧いたのがはじまりです。また、就職活動当時はコロナ禍で、説明会のほとんどがオンライン。社員の方と対面で話すことはできませんでしたが、画面越しでも伝わる採用担当の方や先輩社員方の雰囲気のよさから、働きやすい環境が整えられているのだな、と感じました。入社して数年経ちますが、入社前に想像した雰囲気と大差なく、親しみやすい職場です。当時の自分の直感を信じて良かったなと思っています。

設計者と組立て作業者、両者の目線で最善を考える

門型洗車機の骨組みとなる、角パイプの加工プログラム作成を担当しています。私が携わるのは、設計から上がってきた設計図をもとに加工プログラムを作成し、現場の作業者が円滑に加工できるよう指導する、いわば設計と製造現場をつなぐパイプとなる重要な役割です。入社早々、加工プログラムの作成を任されたのですが、当時は手順書がなく、作成できる社員は限られていました。そこで、どうせ一から覚えるなら手順書を自分で作ってしまおうと考え、前任者に操作方法を教わりながら作業者向けの手順書作成にも着手。今では私が作成した手順書を使用して、ほかの作業者も加工プログラムの作成ができるようになりました。この時大事にしていた「作業者の目線に立つ」という姿勢は今も心がけています。製品の組立時などは製造ラインに出向き、図面だけだと伝わりにくい箇所をチェック。試作や量産時に撮影した写真を設計図に添付し、情報を補うことにも取り組んでいます。

学生の皆さんへ

どんな製品も設計者と組立作業者だけで完結するものはなく、生産技術や品質保証、購買、ほかにもさまざまな部署の人が関わって作りあげています。それぞれの職種がどのような仕事をしているか調べれば、興味がある仕事がきっと見つかるはずです。企業のことを調べるのも大切ですが、職種ごとの仕事内容についても調べてみると、新たな可能性を見つけることができるかもしれません。また、内定後には自分はこの会社で良かったのか、などと考えることもあると思いますが、それは会社に入ってから考えればいいことです。ぜひ、大学生活を満喫してください!

One day

  • 08:10出社

  • 08:20始業

    メールチェックをして、前日の残り業務を確認します。

  • 11:00製造ライン対応

    製造ラインに出て作業者に組立指導をするほか、組立工程の撮影をします。

  • 12:20昼食

    社員食堂で食べています。

  • 13:10手順書の作成

    午前中に撮影した画像や動画を手順書にまとめます。

  • 15:10パイプ加工プログラムの作成

  • 17:10退社

    繁忙期は19時〜20時ごろまで残業することもあります。

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